音の問題は、投資用アパート入居者の生活の快適性を左右

入居者にとって、アパートの音の問題は生活の快適性に関わる重要なものです。聞こえてくる音がうるさく感じれば、それがストレスになり、最悪の場合退去を考える人も出てきます。退去者が相次げば、投資用アパートとしての収益が低下するばかりでなく、アパートの経営自体にも大きな打撃となります。建物の購入前に、防音性能についてもある程度は気にしておかねばならないでしょう。
また、音に対する入居者からの苦情には、すみやかに対応しましょう。別の入居者からのクレームを受けた入居者に対してはすぐに本人に伝えるほか、日常的に繰り返し、アパートの共有スペースの掲示板への掲示やポスティングで、騒音を出せば迷惑になるのでマナーを守りましょうという注意喚起を行います。入居時の契約の時点で、騒音を出した場合は退去してもらうこともあるという説明を行っておくことも効果的です。

アパートの音の種類

投資用アパートで気になる音の問題は、大きく数種類に分けることができます。一つ目は、隣室同士の音の問題です。生活音や楽器の音、深夜に騒ぐ、テレビの音が大きすぎることなどが原因で、隣室の音が自室に聞こえてきてしまう問題です。こちらは壁の防音性が関わっています。
次に、上下階の音の問題です。こちらも生活音やテレビの音などが原因となります。床及び天井の防音性に関わる問題です。そして、排水音等に関わる上下階の音の問題です。トイレを流す音や浴槽のお湯を抜くときの排水音などが原因です。
最後に、屋外からの音の問題です。広い車道や線路がアパートの近隣にある場合などは、外からの騒音に悩まされることになります。こちらは窓の防音性に関わる問題です。

防音性をアップさせることは可能

投資用アパート内の音の問題は、防音性能をグレードアップしたものに設備を交換することで解決できます。
壁については、壁に遮音パネルや吸音ウールを入れるほか、音配慮ドアの導入や気密遮音コーキングをするという方法があります。床については、防音カーペット遮音フローリングなどを敷きこむ方法があります。窓については、防音性に優れたペアガラスや二重サッシを取り入れると遮音性がアップします。遮音カーテンも市販されています。
防音カーペットや遮音カーテンなら、比較的安価に導入できるでしょう。入居者への注意喚起だけでは解決できない場合、安価な設備から導入していき、その都度様子を見ましょう。

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